【非公開ページ】
佐久穂 介護テーマに創作劇
26日の「つどい」で上演
2008年10月8日「信濃毎日新聞」の記事を(調査研究のための非公開資料として)引用させて頂きました。
佐久穂町の地域健康づくリ員らが、26日の「福祉と健康のつどい」で介護をテーマに創作劇「きずな」を披露する。
劇の上演は1985年から続く恒例行事で、本番に向け練習を重ねている。
きずなは、毎年脚本を担当する高見沢佳秀さん(67)が13年前に佐久総合病院(佐久市)演劇部のため書き下ろした作品。
嫁に介護をしてもらえるか心配になっ老婦人を主人公に家族とのふれあいを描く。
高見沢さんは「脚本を書いた当時は介護が問題になり始めたころだった。
家族で考えるきっかけになれば」と再演の意義を話す。
出演者約10人で上演時間は1時間半。
6日夜は会場となるしらかば社会体育館で小道具も用意した練習があり、間合いや立ち位置などを確認した。
孫娘役の町立千曲病院保健師友野栄子さん(23)は「ステージに立つとせりふを忘れてしまうけれど、設定の18歳なりきって演じたい」と張り切っている。
つどいは、町や町社会福祉協議会など実行委員会の主催。
演劇は旧八千穂村で佐久総合病院と連携して住民の健康管理の意識向上を目的に始まった。
上演は午後2時から。
ほかに健康をテーマにした研究発表などもある。
(写真)介護をテーマにした創作劇の上演に向け練習を重ねる出演者=6日