佐久総合病院の映画

2009年4月5日(日)に佐久総合病院教育ホールで開催される映画会のパンフレットから引用させて頂きました。 

1.地域住民とともに50年

2.病院はきらいだ

3.町の政治

4.絵図に偲ぶ江戸のくらし

5.地域をつむぐ

6.若月先生講演抄 

1.「地域住民とともに50年」          (カラー 42分 1998制作)

 佐久病院映画部の労作「農民とともに30年」をベースに、71分に仕上げた「農民とともに50年」の短縮普及版。若月俊一先生を先頭に、職員一丸となって築きあげた苦闘の歴史を知るための必見のフィルム。

2.「病院はきらいだ」 ~在宅ケアを支えるネットワーク~

                                 (カラー 120分 1991制作)

 高齢化がすすみ、介護の受け皿がない状況をふまえて、病院の若手医師たちを中心に在宅ケアのチームづくりがされ、老人保健施設の創設とともに、全国に先駆けての実践記録。介護保険制度施行のはるか以前のこと。

3.「町の政治」 ~べんきょうするお母さん~  (白黒 31分 1957年制作)

 普通の主婦たちが、子どもの教育や生活に不満を持ち、税金の使いみち、町の予算を勉強しはじめた。また町づくりには選挙も大切なことを知り、婦人たちが立ち上がる。このフィルムは50年以上前のことだが、今も上映される町づくりのひとつの姿。

4.「絵図に偲ぶ江戸のくらし」 ~吉左衛門さんと町の人びと~

                                (カラー 33分 1977年制作)

 今から150年以上前の町の様子はどんなだったか。江戸安政年間、髪床の亭主が描き残した絵図を基に、当時の商いの種類、あだ名、ユニークな庶民の暮らしが活き活きと描かれている。

5.「地域をつむぐ」 ~佐久総合病院小海診療所から~

                                (カラー 24分 1995年制作)

 いつでも、どこでも、誰でもが受けられる医療・保健・福祉をめざした佐久病院の活動。その実践を小海町診療所で記録。過疎化、高齢化がすすむ山村の中で、地域住民と職員とのつながりの仲で、その活動をしっかり展開していく。

6.「若月先生講演抄」 (カラー 32分 グループ現代・旧岩波映画 1998年製作)

 若月俊一先生が現役を去る日の記録講演。今も変わらない佐久病院の精神を、 60年余りの実践を凝縮して話された